鬼気迫る不安 もちうつねの新曲「流行りのアイス」

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 もちうつね本人はこの曲を出して自分なりに不服だったのか病んでいるようであるが、私はもちうつねの圧倒的な不安の迫真性を感じ、曲のラストで涙が出てしまった。ある時のスペースで「嫌いにならないで」と嘔吐しつつ泣いていたもちうつねを思い出す。

 「流行りのアイス」「常温保存は控えてね いつか溶けて消える」「いつか食べ飽きるね」、毎度のことながら作詞センスが高く、曲のレベルも、同人音楽で形成されていると本人もインタビューで述べているように、高い。もちうつねのファンはよく、何十回とリピートしていることを言うのであるが、実際にそうしたたぐいのファンが多いのである。どうか「界隈」が「溶けて消える」ようなことにはならないでほしい。